ヘアレシピ シャンプー キウイエンパワーボリューム評価解析

キウイ エンパワー ボリューム レシピ(キウイ シャンプー、トリートメント)|ヘアレシピ

【一言】

強洗浄力の一昔前に多かった作りのシャンプーです。おすすめはしません。

ヘアレシピ シャンプー キウイエンパワーボリューム評価解析

ヘアレシピ シャンプー キウイエンパワーボリュームレシピ 本体ポンプ 530ml

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ヘアレシピ シャンプー キウイエンパワーボリューム評価解析

ヘアレシピ シャンプー キウイエンパワーボリュームレシピの評価解析です。

コスパ

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商品説明

髪一本一本に潤いをあたえ、自然で健康なツヤ髪に。
たっぷり潤いを補給し毛先まで健康的なツヤを引き出します。

成分

成分 効果・効能 
 水          
ラウレス硫酸Na 非常に洗浄力が強く、頭皮にも毛髪にもダメージがある界面活性剤(洗浄成分)、安価なシャンプーや市販品によく使われている
ラウリル硫酸Na 最近では、使用する国内メーカーがかなり減った成分。ラウレス硫酸と同じように強い洗浄力で毛髪に負担になる上に、ラウレス硫酸よりも分子が細かいので頭皮への刺激はかなり強い
塩化Na 増粘効果・キューティクルを引き締める
コカミドプロピルベタイン 洗浄力の弱い界面活性剤。刺激性もなくしっとりと仕上がる安全な成分
クエン酸Na 主に製品のPh調整として配合。安全。 
キシレンスルホン酸Na 可溶化剤
香料 香り成分。人によりアレルギーリスク有
クエン酸 主に製品のPh調整として配合。安全。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 増粘剤・シリコン代替感触改良剤 
安息香酸na 防腐剤
EDTA-4Na 金属キレート剤。製品の安定化の為に配合
エチレンジアミンジコハク酸3Na キレート剤
PG 乳化・可溶化・防腐。頭皮・毛髪も保湿。刺激有り
硝酸Mg(キ)  ph調整剤
イチジク果実エキス 毛髪・頭皮の保湿・柔軟効果 
キウイエキス 保湿作用・美白効果・シミ改善 
キンカン果実エキス 保湿効果・美白効果・血行促進 
黄4 合成着色料 
メチルクロロイソチアゾリノン 殺菌効果の高い防腐剤。皮膚刺激にもなるので配合量上限が定められている
塩化Mg(キ) 保湿
メチルイソチアゾリノン 殺菌効果の高い防腐剤。皮膚刺激にもなるので配合量上限が定められている
青1 合成着色料  

評価・解析

ヘアレシピ シャンプー ハニーアプリコットエンリッチモイスチャーレシピとほぼ同じ成分構成で、ほぼ同じ評価になるシャンプーです。

まず一言で言えば、10年ほど前?によく見かけた作りのシャンプーです。

シャンプーで一番大事なのは洗浄成分ですが、以前は「ラウレス硫酸×ラウリル硫酸×ベタイン系」と言う作りのものが市販では主流でした。

ですが、「ラウリル硫酸は肌刺激が強くて危険!!」と言う話になり、各メーカーはラウリル硫酸を避けるようになりました。

そして今度はラウレス硫酸もラウリル硫酸ほどではないとしても毛髪などにダメージを起こす成分なので嫌われ、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naが主流になってきた・・・と言う市販シャンプーの遍歴がありますが、

このシャンプーは、その「ラウレス硫酸×ラウリル硫酸×ベタイン系」という以前の作りのままのシャンプー?という作りをしています。

つまりおすすめではありません

詳しく成分を解析していくと、

洗浄成分が上で書いたようにラウレス硫酸Na,ラウリル硫酸Na,コカミドプロピルベタインで強洗浄力で頭皮にも毛髪にも負担になるラウレス・ラウリルがメインで配合され、その刺激を緩和する目的でコカミドプロピルベタインが配合されています。

恐らくこの作りではシャンプーすすぎ後はきしむという方が多いのではないでしょうか。きしむことで毛髪ダメージになりますし、頭皮も脱脂されすぎるのはよくないですので、なかなかおすすめしづらい作りになっています。

洗浄成分以外の毛髪補修成分も特筆すべきものは配合されていません。

ちなみに、この商品名「ヘアレシピ シャンプー キウイエンパワーボリュームレシピ」や商品説明で出てくる果物でもある、イチジク果実エキス,キウイエキス,キンカン果実エキスについてですが、これらに仮に保湿効果などがあったとしてもそもそも配合量はそれぞれ1%未満です(安息香酸Naは1%以下の配合が国で義務化されていますので、これよりも表示が後ろと言うことでそのことはわかります。)

イチジク果実エキス,キウイエキス,キンカン果実エキスが1%未満の配合で、そもそもどれほどの効果があるのでしょうかね?

さらに言えば、このシャンプーは「キウイエンパワー」と書かれているように、色が緑色ですがそれはキウイエキスの色で緑になっているわけではありません。そもそもキウイは1%未満しか配合されていませんので。

この緑色はタール色素(合成着色料)の「黄4」「青1」を使用することで緑にしているだけです。

※「黄4」は北欧では使用が禁止されています。

ということで、このシャンプーを誰におすすめすればいいのか店長にはわかりません(笑)

おしゃれでポップな広告やCMなどに広告費をかけることで、価格帯が市販のシャンプーの中でも高くなってしまったのだと思います。成分だけで純粋にみると、この作りで1000円以上と言うのはかなりコスパが悪い気がします。

ヘアレシピシリーズ評価解析一覧

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