「非イオン界面活性剤。他の界面活性剤の補助として気泡力や泡の安定性を助ける。これ自体の洗浄力はほぼない。 」
化粧品表示名：ラウラミドDEA
医薬部外品など別名：ラウリン酸ジエタノールアミド
類似成分：コカミドDEA
成分解析
ラウラミドDEAは、ラウリン酸とジエタノールアミン（DEA）を縮合して得られるジエタノールアミドの事で、非イオン界面活性剤です。
ラウラミドDEA自体には洗浄力はほぼなく、気泡力や泡の安定性の為に他の界面活性剤の補助として配合される成分です。
頭皮などへの刺激の緩和効果もあるため、ラウレス硫酸na等の刺激の強い界面活性剤と組み合わせて配合されていることも多いです。
ラウラミドDEAとコカミドDEAの違いは?
コカミドDEAとラウラミドDEAはほぼ同じ成分です。
コカミド=ヤシ油(ココナッツオイル)由来
ラウラミド=ヤシ油の構成成分の50％ほどを占める成分のラウリン酸由来
と言う関係性を持つ2つの成分ですので、ほぼ構造も同じため、ほぼ同じ効果を持つ成分です。
強いて言えば、ラウラミドDEAの方が安全で、高価な成分です(この2つの成分を比べた時に)。
※「コカミドDEAは発がん物質である」と言う風評被害がありますので、それを避けるために同じ目的でラウラミドDEAを配合しているメーカーも有ります。
ラウラミドDEAの配合されているシャンプー一覧