「保湿・油膜成分。鉱物油」
エモリエント・ツヤ出し
ミネラルオイルは石油から精製される鉱物油の一種。毛髪や肌に油分を補う。
シャンプーや化粧品への配合目的
肌や毛髪を被膜で覆うことで、肌の水分を逃がさない保湿作用として配合したり、毛髪表面のコーティング剤として使用される。
油性物質との相溶性がよく、皮膚吸収されないので、クレンジング剤によく使われます。
毛髪補修や肌を良くすると言う成分ではなく、毛髪や肌に被膜を張って外からの刺激から守ったり、内部に入れた保湿成分を閉じ込めるような役目をします。
鉱物油は安全?危険?
鉱物油と言うと他に、ワセリンやミネラルオイル(流動パラフィン)、パラフィン等がありますが危険なのでしょうか?
「石油から精製される」と言うことで良くないイメージを持たれてしまいやすいですが、不活性で酸化もしにくく、刺激がなくアレルギー反応も起こさない為、安全な成分です。
さらにエモリエント効果もあるのでクリームやベビーオイル・バスオイルなどにも使用されています。
さらには重度やけどの患者には医療用として鉱物油は使用されます。
それくらい安全な成分です。
なぜ危険だと指摘されるのか?
「鉱物油(ミネラルオイル)はよくない!」と言われていたのは1980年以前ごろまでの話。
昔は精製技術が低く、かなり不純物が含まれていたそうです。そのため、その不純物の影響で紫外線にあたると「油やけをする」「色素沈着する」などの問題が指摘されていたようです。
現在は、不純物が取り除かれたミネラルオイル(鉱物油)が利用されていますが、ほぼ100%のミネラルオイルは安全に使用できるので安心して利用できます。
ミネラルオイルの配合されているコンディショナー・トリートメント一覧
・ジュレーム トリートメント (シャイニーリペア)の評価解析
・ジュレーム トリートメント (モイストリペア) の評価/解析