【一言】
ジュレーム トリートメント (モイストリペア) は、ノンシリコンのトリートメントです。ワセリンやグリセリンなどを高配合にすることで安価なノンシリコンタイプで問題になるまとまりづらさを少し解消したつくりになっていると思います。
いずれにしても、市販レベルのトリートメントです。
ジュレーム独自処方の浸透性多重層カプセルというのが毛髪補修の売りでありますが、面白い作りのものですので以下解析欄で詳しく書いていきますね。
新品価格 |
ジュレーム トリートメント (モイストリペア) つめかえ 400mL 新品価格 |
以下
ジュレーム トリートメント (モイストリペア) の評価解析
コスパ
900円(税別)/500mlポンプ
700円(税別)/400ml詰替
●定価:10.8円/6ml(約1回使用量分・ポンプ2プッシュ)/500mlポンプ
10.5円/6ml(約1回使用量分・ポンプ2プッシュ)/400mi詰替(コスパランキングではこちらの価格を参考)
●割引後の最安値:8.7円/6ml(変動しますので参考までに)/400ml詰替え
商品説明(メーカー)
髪と地肌をいたわりながら本来の美しさをひきだすノンシリコントリートメントです。
花と植物のうるおい成分が髪にうるおいを与え、しっとりとまとまる髪へと導きます。
さらに、補修成分でつくった独自の浸透性多重層カプセル、ヒアロベール(R)(高密着ヒアルロン酸)配合で、髪を芯から補修します。
弱酸性・無着色・動物由来原料フリー。
華やかに咲き誇るような白い花々の香り。
成分
成分 | 効果・効能 |
---|---|
水 | |
PG | 保湿・乳化安定・可溶化・防腐 |
ワセリン | ベース油剤・乾燥防止 |
セテアリルアルコール | ベース油剤。乳化安定・保湿・保護・柔軟効果による感触改善 |
PPG-52ブチル | ベース油剤/頭皮・毛髪コンディショニング |
ジステアリルジモニウムクロリド | リンス剤・毛髪柔軟効果・帯電防止 |
アルニカ花エキス | 血行促進・抗炎症作用でニキビの改善・育毛効果 |
イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD | コラーゲン誘導体・毛髪補修成分・保湿効果 |
エーデルワイスエキス | 頭皮の抗酸化・細胞保護・消炎・抗菌 |
オレンジフラワー水 | 溶剤・保湿効果・芳香剤 |
カミツレエキス | 保湿・整肌成分 |
セイヨウオトギリソウエキス | 保湿・整肌作用 |
セイヨウキズタエキス | 血行促進・抗炎症作用でニキビの改善・育毛効果 |
セイヨウトチノキ種子エキス | 保湿・抗酸化など整肌効果・育毛効果 |
トコフェロール | 抗酸化作用で製品安定。過酸化脂質抑制効果 |
ハマメリスエキス | 収れん・整肌効果 |
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム | 吸着型ヒアルロン酸・保湿効果 |
ブドウ葉エキス | 肌の保湿・弾力維持。整肌作用 |
BG | 成分の溶解を助け製品が安定する。保湿・防腐効果も |
BHT | 抗酸化 |
PEG-10水添ヒマシ油 | 乳化・可溶化・毛髪加脂効果 |
イソプロパノール | 成分の溶解を助け製品を安定させる。防腐効果もある。 |
エタノール | 成分の溶解を助け製品を安定させる。防腐効果もある |
クエン酸 | 主に製品のPh調整として配合。安全 |
グリセリン | 乳化・可溶化。 頭皮・毛髪の保湿 |
ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート | 毛髪柔軟化・帯電防止・多重層カプセル |
ステアリン酸グリセリル | 乳化安定・粘度調整・毛髪に柔軟性・ツヤを与える |
ベヘニルアルコール | 乳化安定・増粘効果・頭皮・毛髪の保湿効果 |
ベヘントリモニウムクロリド | 第4級カチオン界面活性剤・リンス剤(毛髪柔軟・帯電防止) |
ポリクオタニウム―39 | 水溶性ポリマー・帯電防止・毛髪柔軟化 |
ミネラルオイル | 保湿・油膜成分。鉱物油 |
リン酸 | 抗酸化・ph調製剤・保湿 |
ソルビン酸K | 防カビ・抗菌・発がんリスクの指摘有 |
メチルパラベン | 防腐剤 |
安息香酸na | 防腐剤 |
香料 | 香り成分。人によりアレルギーリスク有 |
評価・解析・おすすめ度
ジュレームのノンシリコントリートメントは市販の他のノンシリコンタイプに比べるとパサつきは少ないかもしれませんが、それは特別優れた成分が配合されているということではなく、安価で保湿力・毛髪表面の柔軟化・コーティング力が強いワセリンやグリセリンが高濃度で配合されているからだと思います。
もう一つのベース剤として高濃度で配合されているPGは旧表示指定成分です。
旧表示指定成分だからと言って、そんなに心配するような成分でもないですが、極まれにとはいえ、アレルギーリスクや皮膚刺激を感じる方もいらっしゃいますので、化粧品やシャンプー・コンディショナーなどのいづれかの製品でかぶれたことがある方には注意が必要かもしれません。
⇒旧表示指定成分とは
逆に、ワセリンやミネラルオイルは合成成分で辺り石油由来であることから安全面を心配する方もいますが、非常に安全な合成成分です。(ベビーワセリンというものもあるくらいですので)
ジュレームシリーズの中だけで考えた場合は、ジュレームのアミノシリーズの方がシリコンインでより感触は良いのではないかと思いますので、こちらのノンシリコンタイプのジュレームが合わなかった時は、アミノシリーズが候補になると思います(あくまでも「ジュレームの中から選ぶ場合には」、ということですが。
おすすめかどうかでいえば、特におすすめではないですね。
ジュレーム独自の浸透性 多重層カプセルとは?
ジュレームシリーズには、ジュレームにだけ配合されている独自のもうはてょ修正分があります。その名も浸透性多重層カプセルというのですが、詳しくは以下のホームページの一文をお読みください。↓
補修成分で作った「浸透性多重層カプセル」傷みが気になる部分を集中補修(ジュレーム独自の補修成分)
マイナスに荷電している傷んだ毛髪表面に素早く吸着させるため、プラスに荷電した多重層デリバリーカプセルを採用。そのカプセルに、優れた補修効果をもつコラーゲン誘導体を含ませたジュレーム独自の補修成分です。浸透力にも優れ、ダメージをうけやすい毛先などに集中的に働きかけます。
これは、
・プラスに荷電した多重層デリバリーカプセルを採用=ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート
・優れた補修効果をもつコラーゲン誘導体=イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD
ということです。
ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェートというカプセルが、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPDというコラーゲン誘導体を含有して一緒に毛髪表面や内部に吸着して毛髪補修効果を発揮してくれる。さらに、帯電防止効果などの効果もあります。
実際どれくらいの効き目がるのかわかりませんが、なかなか特徴的な面白い成分ではないでしょうか
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ジュレーム シリーズ一覧