【一言】
ジュレーム シャンプーシリーズは、特別おすすめなシャンプーではありません。ごく最近の市販シャンプーの平均的なつくりのシャンプーです。
一昔前どこのメーカーでも主流だった、ラウレス硫酸Naという洗浄成分。これが非常に洗浄力も強く頭皮のタンパク変成作用等もあったため、最近はネットでこのラウレス硫酸Naが配合されているとバッシングの対象になっていました。そのためどこの企業も、ラウレス硫酸と変わらない強い洗浄力(たんぱく変成作用は緩和されています)と原料コストも低価格な、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naにチェンジして「ラウレス硫酸フリー」と書くようになっただけです。
新品価格 |
ジュレーム シャンプー (シャイニーリペア) つめかえ400mL 価格:607円 |
以下
ジュレーム シャンプー (シャイニーリペア)の評価/解析
コスパ
●定価:900円(税別)/500mlポンプ
700円(税別)/400ml詰替
●約1回使用量:10.8円/6ml(ポンプ2プッシュ)/500mlポンプ
10.5円/6ml(ポンプ2プッシュ)/400mi詰替(コスパランキングではこちらの価格を参考)
●割引後の最安値:9.1円/6ml(変動しますので参考までに)/400ml詰替え
商品説明(メーカー)
髪を芯から補修するノンシリコンシャンプー。きしまずしっとりしなやかな洗い上がりで髪を純化。高い浸透力で補修成分がしみこみ、うるおい深く満たされます。華やかに咲き誇るような白い花々の香り。
ハリ不足の髪も地肌から潤ってサラサラきらめく。
成分
成分 | 効果・効能 |
---|---|
水 | |
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na | 非常に洗浄力が強い界面活性剤・脱脂力も強いためメインの配合では毛髪や頭皮のパサつきがあるかも(刺激性は低い) |
コカミドプロピルベタイン | 洗浄力の弱い界面活性剤。刺激性もなくしっとりと仕上がる安全な成分 |
PPG-2コカミド | 非イオン界面活性剤。起泡剤・増粘剤 |
ココアンホ酢酸Na | ベタイン系の両性界面活性剤で低刺激性洗浄助剤。毛髪をマイルドに仕上げる |
ココイルメチルタウリンNa | 皮膚と毛髪に低刺激な上に、しっかり洗浄もできるタウリン系界面活性剤 |
アーモンド油 | 毛髪・皮膚の柔軟化・保湿・抗炎症・鎮静作用 |
アセロラエキス | 保湿・収斂効果 |
アルテア根エキス | 抗炎症・保湿・収斂・皮膚柔軟作用 |
カニナバラ果実エキス | エラスチン保護・保湿 |
クロフサスグリ果実エキス | 抗炎症作用・保湿効果 |
シャクヤク根エキス | 保湿・抗炎症・抗菌・抗酸化作用 |
トルメンチラ根エキス | エラスチン保護(肌の弾力・保湿)抗炎症・抗酸化 |
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム | 吸着型ヒアルロン酸・保湿効果 |
ヒノキ水 | 抗炎症作用・殺菌・抗菌作用 |
BG | 成分の溶解を助け製品が安定する。保湿・防腐効果も |
EDTA-2Na | 金属キレート剤。製品の安定化の為に配合 |
PG | 保湿・乳化安定・可溶化・防腐 |
イソステアリン酸PEG-50水添ヒマシ油 | 乳化剤・増粘剤 |
クエン酸 | 主に製品のPh調整として配合。安全 |
コーン油 | 油剤・乳化剤・保湿・抗酸化 |
コカミドMEA | 非イオン界面活性剤。他の界面活性剤の補助として気泡力や泡の安定性を助ける。これ自体の洗浄力はほぼない |
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa | 塗布後一分で毛髪に吸着する補修成分。毛髪の強度・水分量の回復・滑り・まとまり感等が得られる。流しても流れない吸着力がある |
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル | 非イオン界面活性剤・乳化剤 |
ポリクオタニウム‐10 | カチオン化セルロース。毛髪表面に薄い皮膜を作り帯電防止、柔軟効果がある。 |
ラウリン酸PEG-2 | 乳化剤 |
塩化Na | 増粘効果・キューティクルを引き締める |
メチルパラベン | 防腐剤 |
安息香酸na | 防腐剤 |
香料 | 香り成分。人によりアレルギーリスク有 |
評価・解析・おすすめ度
一言欄でも書いているように、特におすすめではありません。
※市販の中では特別悪いというわけではないです。普通レベルだと思います。
オレフィン(C14-16)スルホン酸Naという非常に強い洗浄成分をメインの界面活性剤として使用しているのでカラーリングやパーマをしている毛髪にはかなりの負担にあるでしょう。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaやヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムという毛髪内部の補修成分や、外部の補修成分などが配合されていますが、それ以上に洗浄力の質が気になります。
それ以外には各種エキスが頭皮環境の改善に近づけるという作りです。
他のジュレームシリーズとの違い
他のジュレームシリーズとの違いはほとんどありません。
※ジュレームAM(アミノ)とジュレームは全然違います。今回の話はジュレームシリーズの話です。
他のジュレームシリーズとの違いはしっとりが強い順に
「ディープモイスト」⇒「モイストリペア」⇒「シャイニーリペア」
という違いがあります。
しかし、洗浄剤や補修剤のジラウロイルグルタミン酸リシンNaやヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムを使用しているところなど、ほとんど同じ製品です。
シャンプーの質とは関係ないところの、仕上がり時の重みを左右するような油脂の違いだけで名称に少し変化があるだけです。
ですので、ジュレームの中でどれかを選ぶのであれば、重み(まとまり)がどれくらいほしいかでの判断基準になると思います。(あとは「香りによって」ということもあると思いますが。)
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