馬油シャンプー(熊野油脂)評価/解析

【一言】

馬油シャンプー 熊野油脂

割引後の価格であれば、価格相応のノンシリコンのシャンプーです。

特におすすめする要素は有りません。

アマゾン

馬油シャンプー600ml

新品価格
¥493から
(2015/8/24 01:22時点)馬油シャンプー(熊野油脂)

楽天

馬油シャンプー 600ml

価格:520円
(2015/8/24 01:24時点)
感想(1件)

以下

馬油シャンプー(熊野油脂)の評価・解析

コスパ

●定価:2200円(税込)/600ml

●約1回使用量:22円/6ml(ポンプ2プッシュ)

割引後:4.9円/6ml(変動しますので参考までに)

商品説明(メーカー)

ノンシリコンで髪と頭皮に負担をかけにくい。

馬油成分が傷みがちな髪の隅々まで行きわたり、なめらかな指通りに洗い上げます。

ノンシリコンで、髪や地肌に負担をかけにくい成分配合で、自然なツヤを与えます。

髪とお肌と同じ弱酸性。

成分

成分 効果・効能 
 水  
 ラウレス硫酸Na 非常に洗浄力が強く、頭皮にも毛髪にもダメージがある界面活性剤(洗浄成分)、安価なシャンプーや市販品によく使われている
 コカミドDEA  非イオン界面活性剤。他の界面活性剤の補助として気泡力や泡の安定性を助ける。これ自体の洗浄力はほぼない。
 塩化Na 塩のこと。製品の増粘効果。キューティクルを整える
コカミドプロピルベタイン 洗浄力の弱い界面活性剤。刺激性もなくしっとりと仕上がる安全な成分
 馬油 人間の皮脂に近い為、肌なじみが良く頭皮の保湿に優れ、頭皮のフケかゆみに効果。キューティクルを整える。毛髪補修効果はない。
 ツバキ油 頭皮の潤い。毛髪コンディショニング成分
 グリセリン 乳化・可溶化。 頭皮・毛髪の保湿
 PG 乳化・可溶化・防腐。頭皮・毛髪も保湿。刺激有り
 ポリクオタニウム-10 カチオン化セルロース。毛髪表面に薄い皮膜を作り帯電防止、柔軟効果がある。 
 EDTA-4Na 金属キレート剤。製品の安定化の為に配合。
 クエン酸 主に製品のPh調整として配合。安全。
 ヒアルロン酸Na 肌や毛髪の保湿目的。お湯で流れ落ちやすいので効果は極小。
 加水分解シルク 毛髪補修成分。保湿・毛髪表面に薄く被膜を形成する。
セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド 疑似セラミドとして頭皮のバリア&保湿機能
 アルギニン アルカリ性のアミノ酸。皮膚・毛髪の保湿・コンディショニング目的
 変性アルコール 成分の溶解を助け製品を安定させる。防腐効果もある。 
 BG 成分の溶解を助け製品を安定させる。保湿・防腐効果も。
 安息香酸Na 防腐剤。
 香料  香り成分。人によりアレルギーリスク有

評価・解析

洗浄剤が、洗浄力の強すぎるラウレス硫酸naにコカミドDEA、コカミドプロピルベタインを配合して刺激の緩和を図ると言う典型的な安い市販のシャンプーの作りです。

その上でノンシリコンですので、このままではゴワゴワに仕上がってしまいますので、馬油・ツバキ油・ポリクオタニウム-10等の表面コーティング成分で手触りをごまかしている作りですね。

毛髪補修成分は、加水分解シルク。毛髪内部に吸着してコンディションを良くしてくれます。

頭皮環境に関しては、保湿剤が色々配合されていますが、これは強い界面活性剤が使用されているので、それから守るためでもあるのではないかと思ってしまいます。

おすすめ度

アマゾンや楽天を見ていると、ほぼ500円台~600円台で販売されていますが、シャンプーとしての質もそれくらいのシャンプーの中でも特におすすめでない部類のシャンプーだと思います。

定価が2376円なのに、この値段まで割引されて売られていると言うことは、仕入価格は相当安いことになります。と言うことは、元々定価で売る気はないメーカーさんですね。

こういう販売手法を取ること自体が消費者をだますような行為だと思いますので、私にはお勧めする気にはなれません。

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シャンプー評価(大)