PGとは

「保湿・乳化安定・可溶化・防腐」

PGはプロピレングリコールの略称です。

無色透明な多価アルコール。保湿効果が高く毛髪の乾燥を防ぐ効果や、様々な成分の溶解を助ける作用がある。また微生物の繁殖を抑える防腐作用もある。

肌への高い浸透性があるため、刺激成分となることもある。

※DPGというPGを2つ付けることで分子量が大きくなり、PGよりも肌への浸透性が減ったことで、刺激も減った成分もあります。
⇒「DPGとは」

肌への効果

保湿効果がある。

肌への溶解性(浸透力)があるため、肌が弱い人には刺激のある成分となることもある。

特に他の成分で自分と相性の悪い成分が配合されていると、その成分を肌に浸透させてしまう可能性がある。

毛髪を保湿させ乾燥を防ぐ効果がある。

毛髪補修成分ではない。

製品の安定化のために配合されることが多い。

保湿目的で配合もするが、刺激がある成分の為肌が弱い人には注意が必要。

肌への刺激性が強いとよく言われていますが、「毒」であるという事ではありません。

ですので、これが「発がん物質である」「環境ホルモンである」という事ではありません。

PGは、肌への浸透力が高いですので、その分刺激も強い。つまり、肌が弱い方などには肌トラブルが起きやすい成分です。

さらに浸透力が高いために一緒に配合されている成分に、使用者にとってのアレルギー成分が配合されているとリスクが上がる可能性があります。