(ヒマワリ)ディアボーテオイルイントリートメントの評価解析です。
【一言】
毛髪内部補修ということでは、物足りなさも感じますが市販のトリートメントとしては、おすすめできると思います。
ヒマワリのコンディショナーとの違いや、ボリューム&リペアとの違いは、記事下部で説明しています。
【コスパ】
●定価:900円(税別)/200g(チューブ)
●約1回使用量:27円/6g/200g(チューブ)(コスパランキングではこちらの価格を参考にします)
●割引後約1回使用量:22.2円/6g/ ↓↓
【クラシエ】ディアボーテ オイルイントリートメント (200g) 価格:740円 |
目次
商品説明(メーカー)
●髪の歪みを整えて扱いやすくまとまりのよい髪へ
●プレミアムヒマワリオイルEX配合。髪内部と髪の外側それぞれの脂質と水分バランスに着目。健康的な状態に整え、うねり・くせ・パサつきをおさえます。
●うねりコントロール処方
●傷んだ部分をねらって集中的に補修するダメージセンサー機能
●陽だまりのあたたかさと透明感のある心地良いエレガントフローラルの香り
成分
成分 | 効果・効能 |
---|---|
水 | |
セテアリルアルコール | ベース油剤。乳化安定・保湿・保護・柔軟効果による感触改善 |
グリセリン | 乳化・可溶化。 頭皮・毛髪の保湿 |
ジメチコン | シリコーン。毛髪を柔軟化させ、しっとりとした仕上がりになる |
PPG-1/PEG-1ステアラミン | 皮膚刺激が低く、毛髪コンディショニング力に優れたカチオン界面活性剤 |
DPG | 保湿・乳化安定・防腐効果 |
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸 | 乳化剤/増粘剤/毛髪コンディショニング剤 |
フェニルトリメチコン | シリコーンの一つ/ツヤのある保護皮膜を形成する |
ヒマワリ種子油 | 抗酸化・保湿・毛髪柔軟化 |
ヒマワリ種子エキス | サンフラワーセラミド/キューティクル補修/肌・毛髪のコンディショニング成分 |
ヒマワリ花エキス | 毛髪・肌の保湿/抗酸化作用 |
ヒマワリ芽エキス | 肌・毛髪の保湿作用/肌代謝の活性化 |
アセチルグルコサミン | 保湿成分 |
ポリクオタニウム-107 | ナノゲルポリマー/キューティクルのコンディションを健康毛に近い状態に導く |
乳酸 | pH調整剤・殺菌作用 |
ベヘニルPGトリモニウムクロリド | カチオン界面活性剤/滑らかにしっとりとした仕上がりを得られる。帯電防止 |
アモジメチコン | アミノ変性シリコーン。吸着力が強く毛髪をしっとりさせるので、コンディショニング効果の持続力が高い |
パラフィン | 一般的にはロウソクのこと/保護剤・油剤・融点調整剤・親油性増粘剤として |
(PEG-40/PPG-8メチルアミノプロピル/ヒドロキシプロピルジメチコン)コポリマー | 毛髪表面に吸着し、さらっとした感触を付与するカチオン化ポリマー |
(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー | シリコンの一つ/毛髪にハリコシ・ボリュームを付与します |
ベヘニルアルコール | 乳化安定・増粘効果・頭皮・毛髪の保湿効果 |
ヒドロキシエチルセルロース | 水溶性高分子/増粘剤・被膜形成剤 |
エタノール | 成分の溶解を助け製品を安定させる。防腐効果もある |
PG | 保湿・乳化安定・可溶化・防腐 |
ステアルトリモニウムクロリド | 帯電防止・コンディショニング剤。これが配合されているからリンス・コンディショナーと言われる所以になる成分 |
(C12.13)パレス-23 | 乳化剤 |
(C12.13)パレス-3 | 乳化剤 |
フェノキシエタノール | 防腐剤 |
メチルパラベン | 防腐剤 |
香料 | 香り成分。人によりアレルギーリスク有 |
カラメル | 天然の着色料 |
評価・解析・おすすめ度
市販の中ではおすすめのトリートメントです。
ヒマワリ種子エキス(サンフラワーセラミド)やポリクオタニウム-107がキューティクル同士を接着し、毛髪表面の毛羽立ちを抑えることで、毛髪表面を補修します。
さらに、ジメチコン・フェニルトリメチコン・アモジメチコン・(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー等のシリコンやポリマーやカチオン系成分により毛髪表面に皮膜を張ることで毛髪内部成分の流出や、外部からの刺激から毛髪を保護します。
しかし、毛髪内部補修成分としては特筆すべき成分は配合されていません。ここが市販のトリートメントの限界点なのではないでしょうか。
ディアボーテオイルインコンディショナーとの違い
ほぼ同じ作りをしています。トリートメントと言う名を関している分だけこちらの製品の方がシリコンの配合量が多いのだと思います。
シリコンで2番目に配合量が多いのフェニルトリメチコンですが、トリートメントには8番目。コンディショナーには17番目に配合されています。
つまりトリートメントの方がシリコンの配合量が多い!!
そして、特に配合量に差があるシリコンがフェニルトリメチコンなのですが、このフェニルトリメチコンはツヤ感のある被膜を形成してくれますので、その使用感の良さでトリートメントと冠しているのかと思います。
ですので、感触がよりツヤツヤなのがトリートメントなだけで、トリートメントだから補修力も強くなっているというわけではありません。
ディアボーテ オイルイントリートメント (ボリューム&リペア)との違い
ほとんど成分は同じです。最も大きな違いは、成分表上位で普通のオイルイントリートメントはグリセリンが3番目でジメチコンが4番目。
逆に、ボリューム&リペアは3番目と4番目が逆になっています。グリセリンは重くしっとりする成分ですので、それが3番目の方がノーマルタイプ。それに比べてちょっと少なめ(4番目)なのがボリュームリペア。それくらいの違いしか特に感じられません。
ですので、こちらのディアボーテオイルイントリートメントはよりしっとりとさせたい人向きです。
ただ、それは成分的に優れているから収まるのではなく、グリセリンの配合量により実現してるものだと思います。
【(ヒマワリ)ディアボーテオイルイントリートメント】を
ディアボーテ(HIMAWARI)シリーズの一覧
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