ディアボーテオイルイントリートメント (ボリューム&リペア)の評価解析

HIMAWARI(ひまわり)ディアボーテオイルイントリートメント (ボリューム&リペア)の評価解析です。

【一言】

市販のトリートメントとしては悪くない作りです。

毛髪表面のコンディション向上には、効果的な作りだと思います。

毛髪内部補修効果はそこまで高くありませんので何を求めるかで、評価の変わる商品ではないかと思います。

ディアボーテオイルイントリートメント (ボリューム&リペア) 200g

新品価格
￥842から
(2016/3/11 10:50時点)

1 コスパ
2 商品説明(メーカー)
3 成分
4 評価・解析・おすすめ度
5 ディアボーテ(HIMAWARI)シリーズの一覧

コスパ

●定価：900円(税別)/200ml

●約1回使用量：27円/6ml/200ml(コスパランキングではこちらの価格を参考にします)

●割引後約１回使用量：25.3円/6ml/200ml

商品説明(メーカー)

●根元に、ハリ・コシ、スルッとまとまる髪へ
●うねりケア+ダメージ補修で髪のゆがみを整える。プレミアムヒマワリオイルEX配合で髪にゆがみを整えてベースをつくります。
●ハチミツ＆コーティングオイル配合処方のはたらきでうねり抑制を強化。はちみつが毛髪内部の水分を保持。コーティングオイルが雨などの湿気によるうねりもコントロールします。
●ダメージセンサー機能がダメージのひどい部分を狙って選択集中補修
●ヒワマリ茎葉エキス新配合の処方で根元にハリ・コシをあたえまとまりのある健康的な髪へ
●サルフェートフリー処方
●華やかで上品なみずみずしいクリアフローラルの香り
・ベースノート・・高級感あふれるウッディーアンバー(ムスク・サンダルウッド・アンバー)
・ミドルノート・・やさしい甘さが軽やかに香りたつフローラル(ジャスミン・ローズ・ミュゲ・イランイラン)
・トップノート・・清々しいフルーツとウオータリーグリーン(ペア・ライチ・リーフィーグリーン・アクアティク)

成分

成分	効果・効能
水
セテアリルアルコール	ベース油剤。乳化安定・保湿・保護・柔軟効果による感触改善
ジメチコン	シリコーン。毛髪を柔軟化させ、しっとりとした仕上がりになる
グリセリン	乳化・可溶化。　頭皮・毛髪の保湿
PPG-1／PEG-1ステアラミン	皮膚刺激が低く、毛髪コンディショニング力に優れたカチオン界面活性剤
DPG	保湿・乳化安定・防腐効果
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸	乳化剤/増粘剤/毛髪コンディショニング剤
乳酸	pH調整剤・殺菌作用
ヒマワリ種子油	抗酸化・保湿・毛髪柔軟化
ヒマワリ葉/茎エキス	肌・毛髪の保湿作用/毛髪ハリコシアップ??(詳細不明)
ヒマワリ種子エキス	サンフラワーセラミド/キューティクル補修/肌・毛髪のコンディショニング成分
ヒマワリ花エキス	毛髪・肌の保湿/抗酸化作用
ヒマワリ芽エキス	肌・毛髪の保湿作用/肌代謝の活性化
アセチルグルコサミン	保湿成分
ネオペンタン酸イソデシル	さっぱりとした感触のエモリエント剤・油剤
ハチミツ	保湿・保水・殺菌・抗炎症作用
ポリクオタニウム-107	ナノゲルポリマー/キューティクルのコンディションを健康毛に近い状態に導く
ベヘニルPGトリモニウムクロリド	カチオン界面活性剤/滑らかにしっとりとした仕上がりを得られる。帯電防止
パラフィン	一般的にはロウソクのこと/保護剤・油剤・融点調整剤・親油性増粘剤として
フェニルトリメチコン	シリコーンの一つ/ツヤのある保護皮膜を形成する
アモジメチコン	アミノ変性シリコーン。吸着力が強く毛髪をしっとりさせるので、コンディショニング効果の持続力が高い
ベヘニルアルコール	乳化安定・増粘効果・頭皮・毛髪の保湿効果
ヒドロキシエチルセルロース	水溶性高分子/増粘剤・被膜形成剤
セテス-25	乳化剤/可溶化剤
(ジビニルジメチコン／ジメチコン)コポリマー	シリコンの一つ/毛髪にハリコシ・ボリュームを付与します
エタノール	成分の溶解を助け製品を安定させる。防腐効果もある
(PEG-40／PPG-8メチルアミノプロピル／ヒドロキシプロピルジメチコン)コポリマー	毛髪表面に吸着し、さらっとした感触を付与するカチオン化ポリマー
セテス-5	乳化剤/可溶化剤
ラウレス-4	乳化剤
クエン酸	主に製品のPh調整として配合。安全
ラウレス-23	乳化剤/可溶化剤
ステアリン酸PEG-55	乳化剤・乳化安定剤
(C12.13)パレス-23	乳化剤
(C12.13)パレス-3	乳化剤
BG	成分の溶解を助け製品が安定する。保湿・防腐効果も
PG	保湿・乳化安定・可溶化・防腐
安息香酸na	防腐剤
メチルパラベン	防腐剤
香料	香り成分。人によりアレルギーリスク有
カラメル	天然の着色料

評価・解析・おすすめ度

このトリートメントに何を求めるかで評価は変わってくると思います。

毛髪内部ダメージ部分を修復する成分はそれほど配合されていません。その代わり、毛髪表面のコンディションニング成分は市販としては優れています。

ポリクオタニウム-107は毛髪表面のコンディションを健康毛に近い状態の保湿力があるのに疎水性という状態に導くもので、キューティクル補修成分です。その他のコンディショニング成分も含め、毛髪コンディショニング(毛髪表面のツヤ感・すべり・柔軟化など)効果としては、市販の商品としては優れていると思います。

水とセテアリルアルコールと言う基材となる成分の次に、シリコンであるジメチコンが配合され、その次もかなり重たい感触になるグリセリンが配合されています。その次のPPG-1／PEG-1ステアラミンは、皮膚刺激が少ないのに手触りが非常によくなるというカチオン界面活性剤の中でも優れている成分。これだけで相当しっとりと質感のいいトリートメントのベースの作りは出来上がっているのではないでしょうか?

その次に続くヒマワリ種子油、ヒマワリ葉／茎エキス、ヒマワリ種子エキス、ヒマワリ花エキス、ヒマワリ芽エキスなどの製品名にも関しているヒマワリ系成分の数々はイメージのための配合なのでは?と思わせてしまいます。

(ヒマワリオイルは、毛髪柔軟効果に優れていますので少量の配合でも効果はあるのかもしれませんが・・・)

それ以降もフェニルトリメチコン、アモジメチコンなどのシリコンや、高分子ポリマーなどの毛髪表面に皮膜で覆って手触りをよくしたりツヤ感を出すものが色々配合されています。

このように毛髪表面の質感を向上させる成分が中心に配合されているうえで、ポリクオタニウム-107という毛髪表面を健康毛に近い疎水性に導く成分が配合されていますので、しっとりとしつつ滑りもいい感じの手触りを実現できるのではないでしょうか。

ただ、それは、毛髪内部が補修されたということではなく、毛髪表面を補修＆コーティングした効果ですので、補修しないといけない部分が毛髪内部にまで及ぶのか、キューティクル補修だけでいいのかで変わってくるのだと思います。

いずれにしても、市販のトリートメントとしては優れた作りです。

特に、「梅雨の時期に毛髪が広がってしまって困る」などの悩みには効果的かもしれませんね。

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