デシルグルコシドとは

「皮膚などに低刺激で洗浄力は強めなノニオン界面活性剤」

化粧品表示名:デシルグルコシド

別名:アルキル(8~16)グルコシド

デシルグルコシドは、コーンスターチ(トウモロコシ)由来のグルコースとココナッツ由来のアルコールを反応させて生成する成分です。

非イオン性のノニオン界面活性剤です。

シャンプーへの配合目的

シャンプーの主剤の界面活性剤として使用されることは少なく、アニオン界面活性剤などの洗浄を補助する助剤の界面活性剤として配合されることが多いです。

ノニオン界面活性剤であることから、頭皮への刺激は非常に少ないですが洗浄力はしっかりとあります。

特に皮脂などの油汚れや、シリコーンやメイクなどを落とす洗浄力が強いながら、低刺激のため皮膚内部の潤い成分(セラミド)を落とすことはしないことが低刺激といわれるゆえんです。

ベビーシャンプー・乳幼児向けシャンプーによく配合されることからもわかるように、刺激性などが低く、非常に安全な成分です。

皮膚に刺激のある主剤となる洗浄成分の刺激性を緩和させるための助剤として配合されていることもあります。

デシルグルコシドの配合されているシャンプー一覧

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