「保湿力のある界面活性剤。アミノ酸系洗浄剤の中では洗浄力・脱脂力が強く皮膚刺激有」
アミノ酸系界面活性剤。
アミノ酸系の特徴である保湿力はあるものの、他のアミノ酸系界面活性剤よりも洗浄力が強い。さらに人によっては成分吸着性が強く頭皮に残留しやすい特徴や、殺菌作用があることから皮膚炎症やかゆみを起こすこともある成分
旧表示指定成分
ラウロイルサルコシン酸naは、最も古いタイプのアミノ酸系界面活性剤で、アミノ酸シャンプーというものが出てきた当時「アミノ酸系シャンプーは、市販の洗浄成分よりもしっとりと仕上がっていい洗浄剤だけど、人によってはかゆみかぶれの原因になる」と言われたのはこのサルコシン系界面活性剤です。(他にココイルサルコシンnaがある。ほぼ同じ成分)
このように、ごく稀にアレルギーを起こす人がいるため、旧表示指定成分に指定されていた成分です。
今現在は、石けん・シャンプー等の直ちに洗い流す化粧品以外の化粧品に配合不可。歯磨への配合は100g中に0.50gまで。と規制されています。
あくまでも、極まれにアレルギーを持つ方たちにとってリスクがあるものなだけで、洗浄剤としては、アミノ酸系の中では洗浄力が強いだけで、ラウレス硫酸Naやオレフィン(C14-16)スルホン酸Naなどほど洗浄力が強く刺激になる事もなく、保湿力もあるので、バランスのいい洗浄剤とも言えます。
ラウロイルサルコシンNaの配合されているシャンプー一覧