グレイスワン ハリつやシャンプーの評価解析です。
【一言】
ジュレームシリーズのほぼ同じつくりのシャンプーをベースにしてアンチエイジング系の成分やエキスを加えた作りになっています(ジュレームアミノではなく、ジュレームに近い作りです⇒「ジュレーム シャンプー (シャイニーリペア)」)
この価格相応の普通のシャンプーです。50代以上の商品と銘打っていますが、50代以上の方は白髪染めなどでダメージ毛の方が多いですので、対応しきれるかは疑問が残ります。毛髪ダメージがなく頭皮がべたつき易い方などにはこの価格帯の中では良いかもしれませんね。
新品価格 |
新品価格 |
コスパ
●定価:不明/400mlポンプ
不明/330ml詰替
●コスパ:不明
●割引後の最安値:8.5円/6ml(変動しますので参考までに)/400ml詰替え
商品説明(メーカー)
「分け目が目立つ」「コシがなくパサつく」といった悩みに着目したハリつやシリーズ。
豊かな泡立ちでキシまず洗い上げ、根元ふっくら、毛先まで潤いとツヤのあふれる豊かな髪へ導きます。
〈配合成分〉
髪と地肌のケア成分:
ローズヒップオイル※1 ・ザクロエキス・トマトエキス・ローズエキスGL(保湿)配合
アルガンオイル※2 ・センブリ・ソウハクヒ※3GL(保湿)配合
根元リフト成分※4 ・弾力成分※5 ・つや成分※6配合
アミノ酸系洗浄成分※7配合
毛髪補修成分コラーゲン誘導体配合
〈弱酸性・シャンプーのみノンシリコン・無着色・サルフェート(ラクレス硫酸Naなど)フリー〉
※1 カニナバラ果実油
※2 アルガニアスピノサ核油
※3 マグワ根皮エキス
※4 (メタクリル酸エチルベタイン/アクリレーツ)コポリマー
※5 シャンプーはポリクオタニウム-10
コンディショナーはグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
※6 コンディショナーのみアンズ核油
※7 シャンプーのみココイルグルタミン酸TEA
GLはグリセリンです。
成分
成分 | 効果・効能 |
---|---|
水 | |
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na | 非常に洗浄力が強い界面活性剤・脱脂力も強いためメインの配合では毛髪や頭皮のパサつきがあるかも(刺激性は低い) |
コカミドプロピルベタイン | 洗浄力の弱い界面活性剤。刺激性もなくしっとりと仕上がる安全な成分 |
PPG-2コカミド | 非イオン界面活性剤。起泡剤・増粘剤 |
エタノール | 成分の溶解を助け製品を安定させる。防腐効果もある |
ココイルメチルタウリンNa | 皮膚と毛髪に低刺激な上に、しっかり洗浄もできるタウリン系界面活性剤 |
ポリクオタニウム‐10 | カチオン化セルロース。毛髪表面に薄い皮膜を作り帯電防止、柔軟効果がある。 |
グリセリン | 乳化・可溶化。 頭皮・毛髪の保湿 |
アルガニアスピノサ核油 | アルガンオイル/毛髪・頭皮の保湿・毛髪柔軟効果/抗酸化作用 |
イソステアロイル加水分解コラーゲン AMPD | コラーゲン誘導体・毛髪補修成分・保湿効果 |
カニナバラ果実エキス | エラスチン保護・保湿 |
ザクロ果皮エキス | 女性ホルモン様作用による養毛作用・保湿 |
ジパルミチン酸アスコルビル | ビタミンC誘導体/抗酸化作用 |
センチフォリアバラ花エキス | 保湿・抗炎症・鎮静・収斂 |
センブリエキス | 育毛・血行促進・抗炎症作用 |
トコフェロール | 抗酸化作用で製品安定。過酸化脂質抑制効果 |
トマト果汁 | 保湿 |
マグワ根皮エキス | 抗酸化効果・抗菌 |
BG | 成分の溶解を助け製品が安定する。保湿・防腐効果も |
EDTA-2Na | 金属キレート剤。製品の安定化の為に配合 |
(メタクリル酸エチルベタイン/アクリレーツ)コポリマー | 皮膜形成剤・ボリュームアップ |
クエン酸 | 主に製品のPh調整として配合。安全 |
ココイルグルタミン酸TEA | 洗浄力が適度にあり、毛髪・皮膚へも低刺激なアミノ酸系界面活性剤。しっとりと仕上がる |
乳酸 | pH調整剤・殺菌作用 |
エチルパラベン | 防腐剤 |
サリチル酸 | 防腐剤 |
プロピルパラベン | 防腐剤 |
メチルパラベン | 防腐剤 |
安息香酸na | 防腐剤 |
香料 | 香り成分。人によりアレルギーリスク有 |
評価・解析・おすすめ度
上記一言でも書いていますが、この価格帯のシャンプー相応のシャンプーで特別おすすめする理由がありません。
洗浄成分の上位が、洗浄力が非常に強いオレフィン(C14-16)スルホン酸Naにその洗浄力を緩和させる効果のあるコカミドプロピルベタインという、最近の市販シャンプーでよくある作りのシャンプーです。
アンチエイジング成分はメーカー説明でもある様に各種配合されていて、抗酸化作用や角質層の保湿や保護などに効果のある成分が配合されていますので、頭皮のアンチエイジングには少し効くかも?というくらいです。(シャンプーはすぐに流してしますので、アンチエイジング成分が配合されていても、どこまで肌に浸透し効果が出るのかは限定的だと思います。)
50代以上の方だと、パーマや白髪染めなどで毛髪が傷んでいる方の方が多いです。こちらのシャンプーはそのような方にはそこまで向いているとは思いません。ダメージがなく、頭皮のベタツキを気にしている、という方には消極的なお勧めをします。
グレイスワン ふっくらシャンプーとの違い
グレイスワンはこちらの「ハリつやタイプ」のほかに、ふっくらタイプがあります。(グレイスワン ふっくらシャンプー 評価解析)
この2つの違いはほとんどありません。ほぼ同じ成分で構成されています。その中で最も差を感じるのは、ポリクオタニウム‐10の配合量です。成分表は多い順に記載がありますが(1%未満の成分は順不同)、ポリクオタニウム‐10は、この「ハリコシタイプ」だとかなり上位に記載があります。そもそもポリクオタニウム‐10は、リンス剤の事です。「毛髪表面に薄い皮膜を作り帯電防止、柔軟効果がある。」というモノですので、これが多く配合されるとボリュームは出ずらいです。その為ふっくらタイプには少量しか配合されていないんですね。
大きな違いはそのくらいです。
いずれにしても、このシャンプーはおすすめをする対象がかなり狭いかなぁ・・・と感じます。
アマゾンでグレイスワン ハリつや シャンプーの今現在の価格を確認する
グレイスワン シリーズ一覧